未来へのじまんの一品づくり

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『未来へのじまんの一品づくり』

H24年10月~H25年3月

 株式会社ジェイアール東日本の企画運営による全国に通用する「じまんの一品」をプロデュース。商品開発・販路拡大のプロによる福島県産品活性化プロジェクト。

 本プロジェクトでは、各分野の専門家たちがチームを組み、福島が本来持つポテンシャルを活かし、未来にわたって誇れる“じまんの一品”づくりをお手伝い。
 2011年3月11日の東日本大震災以降、これまで復興支援を目的とした商談会や販売会など数多くの事業が展開されてきましたが、そろそろ、次の一歩を踏み出し消費者が“支援”を目的として買うのではなく、純粋に“ほしい”と思えるような魅力的な商品づくり、さらに、その商品力を武器としてテスト販売や商談での成約UPをめざす実践の場など、新規販路開拓へつなげるまでの一連の流れをサポート。「じまんの一品づくり」を通じた地域コミュニティづくりにも取り組み、継続性と自立性、発展性の高い事業の創造をめざしたプロジェクト。

伝統工芸品の復興、そして進化へ

jimann

未来への「じまんの一品づくり」プロジェクトにおいてコーディネーターを務める。
震災後、現代のライフスタイルに合った魅力的な商品を生みだそうと尽力。
コーディネートを手掛けるのは歴史ある伝統工芸品とデザイナー。
古きを守る伝統工芸と、柔軟な発想を持ったデザイナーとを掛け合わせることで、伝統産業を進化させることが出来ると考える。
 2012年12月上旬、東京から訪れたデザイナーとともに福島の企業を視察。
 2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」にちなみ製品を改良するなど、流行に合わせた提案や、特性を活かした新商品の開発を手掛けた。技術の強みと、それを外から見た柔軟な発想。作り手側と使い手側の期待の違いを意識し、新しくセッションすることが、伝統が残っていく一つの方法論だと語る。

 会津木綿の多彩な縞模様の技術を受け継ぐ会津若松市の「山田木綿織元」と、岡山県倉敷市のジーンズメーカー「株式会社ベティスミス」とのコラボレーションを実現させ、手提げバッグを新開発。互いの長所を活かし、足りない部分を補い合うこと。
 それまでなかった技術や違った地域の素材を取り入れることで、プロダクトや素材の進化が生まれてくる。

 活動は国内に留まずイタリアのバッグを中心としたブランド「オロビアンコ」と磐梯町「榮川酒造株式会社」を連携させ、イタリアンの口に合う辛口酒の開発に成功した。東北復興に特別な思い入れがあるというオロビアンコのジャコモ氏との交流は、互いに刺激ある取り組みとなった。

支援に対して報いられるような人間になっていくことが一番の福島の魅力になると語る。

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