野沢民芸
会津地方に古くから伝わる伝統民芸品、赤べこ・起き上がり小法師の張り子人形を製作している野沢民芸さん。
古き良き伝統を継承しつつ、新しきも取り入れ、デザイン性の高い民芸品の創造に取り組んでいます。
近年では、NHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公だった≪新島八重≫をイメージした創作赤べこや、動物をモチーフにした起き上がり小法師、結婚祝いに最適な新郎新婦セットの可愛らしいウェディング小法師など、新しい張り子人形を積極的に製作しています。
会津の伝統郷土玩具を、是非おうちに迎え入れてみてはいかがでしょうか。
会津地方に会津張り子人形という郷土玩具があります。
会津張り子人形の歴史は古く、豊臣秀吉の時代まで遡ります。
豊臣秀吉に仕えていた蒲生氏郷が会津の領主として国替を命じられた際、下級武士たちの糧になるようにと京都から人形師を招き、
殖産復興を図ったのが会津張り子の由来と言われています。
以来400年もの間作り続けられてきた歴史は、東北最古と言われています。
代表的な会津張り子人形には赤べこ・起き上がり小法師があります。
赤べこは厄除けの縁起物、幸せを運ぶ牛として親しまれております。
起き上がり小法師は、転んでも、すぐに立ち上がるところから、七転八起の象徴とされています。
子孫繁栄や財産の増加を願い、家族の人数より1個多く買う習わしになっています。
縁起ものであり、1年間、神棚に飾ります。