幻の地鶏 会津地鶏

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■会津地鶏とは
会津地鶏はその昔、平家の落人が愛玩用に持ち込んだものが広まったと言われております。
また、会津地方に伝わる伝統行事「会津彼岸獅子」(1570年代から伝承されているもの)の飾羽に会津地鶏の尾羽が使用されています。
この事から会津地鶏は、400年も前から、既に生息していたことが分かります。
絶滅寸前の会津地鶏が昭和62年に発見され、鹿児島大学での血液鑑定の結果、これまでの鶏とは完全な別種であることが判明し、福島県養鶏試験場で原種を増殖、維持しました。
現在も会津地方のみで生息しています。

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現在県で普及している「会津地鶏」は、県養鶏試験場で改良されたもので、 純粋種よりも大型で肉質もよく産卵能力も向上しています。
肉用の会津地鶏の生産は平成4年度から開始され飼育が行われています。
なお、絶滅寸前であった発見当初の鶏は「純系会津地鶏」として区別し、現在でも県で大切に保護されています。
肉はコク・うま味に優れ、焼き鳥をはじめ素材の良さを生かした鍋物・和食・から揚げなどに最適です。

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■おいしさの理由 ブロイラー鶏の場合、飼育期間は通常55~60日と言われています。
会津地鶏は倍の約100~140日の日数をかけ、自由に動き回れる環境(平飼い)で飼育するため、自ずと肉質は違ってきます。
会津地鶏の肉はブロイラー肉に比べて赤みが強く一目で上質の肉であることがわかります。

■生産者インタビュー
㈲会津地鶏みしまや 代表取締役 小平 和広氏
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会津地鶏について、有限会社会津地鶏みしまや 代表取締役の小平和広氏にお話を伺いました。
東京農業大学の畜産学科に学び、食鳥処理衛生管理者の資格を持つ小平さん。
地元からの期待の声と、会津地鶏を多くの人に届けたい、という思いから有限会社会津地鶏みしまやを設立後、食鳥処理施設を完成させました。

― 生産者も少ない会津地鶏の飼育は、色々苦労されたのではないでしょうか。 ―
「最初は戸惑いもありましたが、美味しい地鶏を育てるため、養鶏も行う様になり、今では飼育から加工まで全ての工程を管理しています。一羽一羽の脂ののりまで細かく把握をし、飼育にフィードバックさせています。」

― 飼育上で難しい事、工夫している点はあるのでしょうか。 ―
「鶏舎の作り方は工夫しています。 通常ブロイラーは、窓がなく、温度管理や衛生管理がしやすい状態(ウィンドウレス鶏舎)で飼育する中、会津地鶏は「開放鶏舎」で飼育しています。 鶏にストレスを感じさせず、過ごしやすい環境を作り出すため、朝は明るく、夜は暗く、自然の環境下と同じくしています。 見た目も、ビニールハウスのようなスッキリとした鶏舎で、のびのびと育てています。 もう一つは、指定の配合肥料と合わせて、独自の発酵肥料を使用しています。 会津産の大豆や会津産のリンゴを与えながら育てています。 鶏は突っつく習性があるため、リンゴを丸ごと与えることでリンゴを突っついて遊びながら食べておりストレス解消にもなっています。 同じ会津地鶏でも、季節の温度変化等によって食味が変わってくるので、良いお肉を提供できるよう常に試行錯誤しています。」

― 会津地鶏の特におすすめの調理法を教えてください。 ―
「モモ肉の場合は、炭火焼きが一番おすすめです。 皮をパリっと焼くと美味しいです。 ムネ肉やササミもブロイラーより脂がのっているので、天ぷらにしても美味しいですよ。」 ― 最後に今後の目標を教えてください。 ― 「これまでも、加工食品などの商品開発にも積極的に取り組みながら販路も開拓してきましたが、今後は、飲食店もやってみたいですね。 会津地鶏の専門店を開業し、会津地鶏をより多くの人に食べてもらいたいですね。」 今後を見据えながら楽しそうな表情で目標を語る小平さんからは、おいしい会津地鶏を知ってもらいたいという想いがひしひしと伝わってきました。

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「会津地鶏」http://store.shopping.yahoo.co.jp/localtoglobal/b2f1c4c5c3.html