e-和楽器のすすめ ~相馬流れ山~

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~相馬流れ山~

e-和楽器店長、実はプレイヤーとしても活動中でございます。
先日急に舞い込んだステージは“日本全薬工業様創業様創立70周年記念祝賀会”
私がリーダーをつとめる民謡ユニット會凛鶴~airinkaku~の民謡ショーと、もうひ
とつ祝賀会オープニングでのソロの演奏。あわせてご依頼頂きました。

オープニングでは私のアカペラで。
ご希望頂いた曲は福島県民謡“相馬流れ山”

♪相馬流れ山 習いたかござれ
   五月中の申 お野馬追い
  
  ♪枝垂れ小柳 なぜよりかかる
   いとど心の 乱るるに

  ♪手綱さばきも ひときわ目立つ
   主の陣笠 陣羽織
 
歌詞をみてもお分かりのように、相馬地方“相馬野馬追”の景観を唄っています。
流れ山の曲名の由来は、相馬中村藩祖のふるさと「流れ山」(今の千葉県流山市)
の地名にあやかったものとされています。

元亨三年(1323)相馬重胤が従事三十余人を率いて、法師の姿で住み慣れた総州を
後に、奥州行方に下向した際、道なき道をふみわけて進む道中約三ヶ月、ふるさと
流れ山を偲び、口ずさんだものがルーツとされているそうです。

東日本大震災。
南相馬のひとりのおじいさんの話を思い出します。
避難せまられ自宅から唯一ひとつだけ持ち出せたもの、それは相馬野馬追の出陣の
際に使用する“ほら貝”だったそうです。
命の次に大事なもの。
ふるさとを想う気持ち、野馬追にかける想い。
そのおじいさんにとってどれだけ価値のあるものだったか、胸が苦しくなります。

相馬地方も復興が進み今年も目出度く開催された“相馬野馬追”
日々あちこちで唄わせて頂く私も力が入ります。

福島県民謡と言えば、会津民謡と相馬民謡はとてもポピュラーで今でも沢山の民謡
が残っています。民謡はふるさとのうた、心の唄です。
これからも大事に、大事に、唄い続けます。

和楽器 (2)