The AIZU Times ~あんぽ柿~

The AIZU Times

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私たちの住む会津では、全国的にも有名な『身不知柿』が多く栽培されています。
その名前の由来はいくつか説があります。
・柿の木が重みで折れてしまうほど大きくたわわに(身の程知らずに)実をつけることから。
・将軍に献上したところ「私はこんなに美味しい柿を今まで知らなかった」と称賛されたから。
・美味しすぎて身の程知らずにたくさん食べてしまうということから。
とにかく昔の人も見不知柿をずごく称賛していたという事が分かりますね。

現在では皇室への献上柿としても名高く、会津の自慢の逸品です。

見不知柿はもともと渋柿。
収穫後は二酸化炭素やアルコールを使い、渋抜きをしないと食べることが出来ません。
渋抜きと言っても渋がなくなるというわけではなく、感じなくなるというのが正しいそうです。
食べるときに感じる渋みのもとをアルコールでコーティングし、口の中で渋が融けるのを防ぐという為です。
ちなみにこの渋抜き作業のことを会津弁で「さわす」と言います。
そのため身不知柿を“さわし柿”なんて呼ぶ人もいます。

見不知柿の食べ頃は、出荷時に箱に記載されている開封日を見てください。
渋抜き直後は固めでパリパリとした食感が楽しめ、徐々に軟らかい食感になります。
私はパリパリよりも少し柔らかくなってきた頃が一番好きなので、開封日を過ぎても少し置いておきます。

そしてもう一つの美味しい食べ方。
会津の皆さんはご存知ですね。

“あんぽ柿”
渋柿を硫黄で燻蒸して乾燥させたり、熱風で乾燥させて作ります。

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一般的に言われる干し柿は、乾燥して黒く硬くなり糖分の粉が白く吹きますが、あんぽ柿の場合はとてもジューシー。
半生のようなとろける内側には甘味が凝縮されています。

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あんぽ柿の名前の由来は、江戸時代天日で乾燥させた干し柿の事を天干し柿(あまぼしがき)呼んでいて、
それが語源になったとも言われています。

今年は残念ながら天候に恵まれず、身不知柿は不作でした。
一度も口に入ることなくシーズン終了。
来年こそ身の程知らずにおなかいっぱい食べたいです!!

あんぽ柿は今後こちらでも購入できるようになります!!
是非チェックして下さい♪
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