【鳴らす】当り鉦(チャンチキ)
弊社の関連会社である、ヒルサイドコネクションでは和楽器を取り扱う
“e-和楽器 http://e-wagakki.shop-pro.jp/”を運営しております。
継承米同様、日本の文化を皆様にもご紹介できればと思っております。
さて、暦のうえでは夏もすぐそこ。
各地で夏祭りや盆踊りの便りが聞こえる頃となりました。
ここ会津の盆踊りと言えばやはり“会津磐梯山”
米どころ酒どころとしても知られる会津に、たくさんの美味しい恵みをもたらしてくれる山、日本百名山にも選定される「宝の山」磐梯山を唄った民謡です。夏になると毎晩のように、どこからともなく太鼓の音色が聞こえてきて、今年もいよいよシーズンが始まったんだなぁとワクワクします。
皆様お住まいの地域にも、そんな盆踊り唄ありますか?
さて、今日は和楽器入門編第一弾としてて「当り鉦(チャンチキ)」をご紹介します。
盆踊りや祭囃子に欠かせない、リズム楽器です。
前にも一度記事にしておりますが、今回はもう少し詳しくご紹介させて頂きます。
<鳴らす:当り鉦(チャンチキ)>
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当たり鉦は正確なテンポを刻んだり、囃したり、更に、軽快なリズムでソロもこなすリーダー的存在の楽器です。音色がとても華やかなので賑わいのシーンでよく使われています。
青銅製で深皿のような形をしており、片手に鉦を持ち反対の手で桴を持ち、皿の内側を打ったり擦ったりして鳴らします。よってその呼び名は、当り鉦、チャンチキ、擦り鉦、と様々ですが、「擦る」は縁起が悪い言葉だということで、多くは「アタリガネ」と呼びます。スルメを「アタリメ」と呼ぶのと同じ発想でしょうか。
当り鉦には色々な大きさがあり、その大きさによって音色も変わります。
・4.0号~4.5号(約320g~530g)
小ぶりで軽いので、女性や子供におすすめです。
音は響きよりも甲高い音が特徴です。
・5.0号~5.5号(約420g~775g)
大きく重量もありますので、成人男性のご使用をおすすめします。
5.5号はなかなか重いので、手持ちか紐で吊るすかのぎりぎりラインと言ったところでしょうか。
大きさが大きくなるにつれ、音の高さは低くなりますが響きが増すような音色になります。
・6.0号~(約985g~)
手で持つには大変なので、紐を持って吊るして使います。
響きはとても綺麗です。
e-和楽器の取り扱いでは7.0号(受注生産)が一番大きなサイズとなります。
皆様のお囃子にはどんな音色が合うのか、またご希望の音色はどのようなものなのか
是非e-和楽器にご相談下さい。
桴は一般的に「撞木」と言われる、木製の棒の先端に鹿の角をつけたT字形のものが使われます。
e-和楽器では、菜箸型や合成玉のようなリーズナブルなものから、本鹿角まで取り揃えております。
また、本鹿角の大きさや、取り付ける向き、持ち手(竹製)の形や長さなど、いくつかのパターンからお選びいただける商品もあり、こだわりの1本をお求めいただけます。
当たり鉦の基本的な使い方につきましては、こちら(http://e-wagakki.shop-pro.jp/?mode=f12)でご紹介しておりますので是非ご覧ください。
使い込むほどに味わいのある青銅色に変化します。
和楽器入門としては、とてもはじめやすい鳴り物楽器「当り鉦(チャンチキ)」
その華やかな音色は、すぐに演奏の主役級存在感を放つでしょう。
e-和楽器は皆様の和楽器ライフを応援します♪
ぜひ一緒に奏でましょう!
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