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春には「苦味」の理由|ふきのとう味噌

事務所の駐車場の片隅にひょっこりと顔を出したふきのとうに春を感じるこの頃。
「ごはんのお供」を紹介する連載初回は春の香りと苦みがたまらない「ふきのとう味噌」。
季節の訪れを感じる「ご飯のお供」です。

炊き立てご飯がとまらない、香りと大人の苦味

ふきのとう味噌の最大の魅力は、なんといってもあの鼻に抜ける爽やかな香りと、心地よいほろ苦さです。
甘辛い味噌と一緒に炒めることで、ふきのとう独特のクセが旨味へと変わり、炊きたて白米との相性は抜群。ご飯のお供としてだけでなく、優秀な調味料としても活躍します。

  • 焼きおにぎりに塗って香ばしく。
  • 厚揚げや焼き豆腐に乗せてお酒の肴に。
  • クリームチーズと一緒にクラッカーに乗せても。

春らしい味変として、多方面に使えるのも〇。
ふきのとう味噌はこちらから。

春に苦味を食べる理由

古くから「春の皿には苦味を盛れ」と言われます。
冬の間に寒さから身を守るために溜め込んだ老廃物や脂肪を、春の訪れとともに体から追い出すという知恵が詰まっています。
薬膳の視点で見ると、ふきのとうには次のような作用があると言われています。

  • 解毒と排出: 冬の間に停滞した体内の老廃物の排出を促します。
  • 理気(りき): 「気」の巡りを改善し、春特有のイライラや気分の落ち込みをスッキリさせます。
  • 消炎・去痰: 喉の炎症を抑え、咳や痰、むくみの解消にも効果的です。

まさに、春の体調管理にぴったり。

なぜ子供には「苦味」が不人気なのか?

ピーマンを筆頭に、子供は苦いものが苦手。
あの手この手でピーマンを食べさせようと頑張る親御さんも多いかもしれません。
しかし実際のところ、子供には苦味は不要なようです。

そもそも生物は苦味を「毒」のサインと認識します。
成長過程にある子供が苦味を拒むのは、本能的に自分を守っている証拠でもあります。
また、代謝が活発な子供は、大人ほどデトックスを必要としていません。

この苦味を「旨い」と感じ、体が欲するようになるのは、代謝が落ち着き、排出の助けが必要になった大人の特権。
ふきのとう味噌は、まさに大人のための贅沢なお供と言えるでしょう。

「油」と合わせるのが正解。ふきのとう味噌の黄金比

ふきのとうは、油と一緒に調理することでその真価を発揮します。
油は苦味をまろやかに包み込み、風味を際立たせるだけでなく、栄養の吸収も助けてくれます。
天ぷらはおいしい上に理にかなっているといえますが、毎日というわけにもいきません。
保存が効いて毎日少しずつ楽しめる「ふきのとう味噌」は春先に最高のご飯のお供です。

高砂屋さんのふきのとう味噌は国産、採れたてふきのとうを塩漬けにし、アク抜きしたものを使っているので緑色で色合いよく。
炊き立てご飯にのせてそのまま、大さじ1杯ほどの味噌をお椀に入れて熱湯を注いで香り豊かなお味噌汁に、厚揚げなどにのせてと、多用途。

春を味わい、整える

季節を感じる食卓は、暮らしにゆとりを与えてくれます。
冬の寒さで縮こまっていた体をゆるめ、ふきのとうの苦味で内側からゆっくりと目を覚ます。

忙しい毎日の中でも、ひとさじで春を感じられる。
そんな味を、食卓の中で楽しんでいただけたらうれしいです。

国産ふきのとうをたっぷり使った味噌は
こちらから。

ごはんのお供とご一緒に。
極上のお米はこちらから。

本田屋スタッフ ai
WRITER
本田屋スタッフ ai

東京出身・会津に暮らして22年。薬膳コーディネーター。
季節のおいしいものや、ローカルで見つけた魅力あふれる食を、日々の食卓からお届けしています。

KEYWORD

#ごはんのお供 #春 #理気 #苦味