WORKS 仕事の実績

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地域生活圏事業(国土交通省)

事業概要

国土交通省が提唱する「地域生活圏」とは、デジタル技術を徹底活用しながら、生活に必要なサービス(交通、買い物、医療・福祉・教育など)を地域内で持続的に提供できる圏域を形成する取り組みです 。人口減少や高齢化が進む地方では、市町村の枠を超えた広域連携により、暮らしのインフラを維持・向上させることが求められています。本田屋はまさにこの地域生活圏づくりの現場で活躍しています。複数自治体にまたがるエリアの特性を踏まえ、官民のパートナーシップを構築してサービス提供体制をデザインするのが当社の役割です。たとえば、隣接する市町村が共同で地域バスや買い物支援サービスを運営するモデルを企画立案したり、都市部の中核病院と周辺町村の診療所をデジタル連携して遠隔医療ネットワークを整備するといったプロジェクトを推進しています。こうした取り組みでは、地域の文化的・自然的一体性にも配慮しつつ、生活圏全体で魅力と利便性が高まるよう戦略を描きます。加えて、地域商社的な視点で広域の産業連携を促進し、経済圏としての自立性も高める支援を行っています。社内には都市計画や交通、ICTに精通したプロデューサーがおり、現場主義で地域住民の声を聞きながら計画を練り上げるのが当社流です。こうして実現した地域生活圏モデルは、安全・安心で暮らしやすい地域づくりに直結し、国土交通省の掲げる地方創生の新しい形に寄与します。当社は「地域をひとつの企業に見立てて経営する」発想で 、地域全体の最適化を図るプロフェッショナル集団として、これからも地域生活圏の形成を力強くサポートしていきます。

事業エリア 北海道、熊本県、福井県、福島県、青森県