WORKS 仕事の実績

THEME

自社事業

事業概要

本田屋は、自らも地域に根差した多角的事業を展開し、その実践から得た知見を地域支援にフィードバックしています。創業は1915年(大正4年)、会津の青果問屋としてスタートし、以降100年以上にわたり農業・食を基盤とした事業を営んできました 。現在は自社水田で会津コシヒカリを栽培し、「米でいいの田”」というブランド米を開発・販売しています。生産から精米・販売まで一貫管理された当社の米は、首都圏の名だたる料亭や寿司店にも採用されるなど高い評価を得ています 。また、2008年には地域商社的機能を果たす関連会社・本田屋商店を設立し、地域の良いものを全国へ届けるECサイト「Local to Global」を運営開始しました 。これは会津を中心とした全国各地の優れた農産品や工芸品をセレクトし、楽天・Yahoo!・Amazonなどを通じて販売するオンラインショップで、地方と都市を直結する販路として機能しています。さらに当社は、新技術分野にも果敢に挑戦しています。真空技術事業では、食品や農産物の鮮度保持・加工効率化を目的とした真空包装システムの導入支援に携わっています。構造水(クラスターウォーター)事業においても、農業分野での活用を視野に、水の分子構造を整えて作物の生育促進や品質向上につなげる技術を研究・導入しています。これら先端領域への取り組みは、地域の課題解決に最新テクノロジーで貢献するSociety 5.0時代の地域商社像を体現するものです。自社で農産品や食品、クラフトの商品開発を行い、在庫を抱えて販売するという“プレイヤー”としての顔を持つことで、単なる助言者に留まらない実践的なノウハウを蓄積している点が当社の独自性です 。土づくりからスマートシティまで幅広く地域を経営する視点を持つ専門家集団として 、本田屋はこれからも自社事業を通じて新たな価値創造に挑戦し、その成果を地域社会へ還元してまいります。

事業エリア 三重県、新潟県、沖縄県、福島県、鹿児島県