畑の野菜たちのお話し

この時期、農家さんでなくとも家庭菜園に力を入れる人も多いと思います。
私もそのひとりで、早速プランターにミニトマトやオクラ、ナスを植えました。
両親は庭の一部を畑にして、ジャガイモなども栽培しています。

土いじりが気持ち良いこの季節です。
畑にできる野菜のお話をしてみたいと思います。

弊社本田屋の会長(社長の父)は大正から続く成果問屋の3代目で、会津青果市場の経営を経て
現在は継承米の肥料設計や栽培指導を行っています。
そんな野菜博士からの「なるほど~!」な情報を、時々ここでお裾分けしますね。

継承米 (3)

皆さん時々見かけませんか?
セクシーに足を組んだ大根や、形のいびつな野菜たち。
“形の悪いのこそ旨いんだぞ!”なんて販売文句も飛んだりましすが、皆さんお気づきの通り、
野菜はやっぱりその野菜本来の姿をしている方をおすすめします。

しかしなんで、そんな不格好な野菜が出来てしまう畑があるのか。
それは、畑の土がしっかり出来上がっていない事が理由にあると言います。
良い土の条件は、団粒構造になっていることだそうです。

※団粒構造とは・・・
  →土の中にある小さな土の単位が団子状の粒子になること

土が良くできていて、団粒構造になっていると野菜の成長につれて土も動く為、
主根はそのまま綺麗にまっすぐ伸びます。
一方そうでない畑では、野菜の成長を土が妨げ、伸びる途中でつっかえてしまうんですね。
その為、足のように先が分かれてしまったり、変形した野菜が出来てしまうという訳です。
もちろん小石や細かい木等が入っている土でも同じことが言えますね。

もちろん話のネタに、セクシー大根を買うもよし!
B級のお値段に心惹かれる場合もあります!笑
味も一概には言えませんが、是非参考にして頂けたらと思います。

“手間をかければかけた分だけ美味しい野菜が出来る”
きっとそういう事でしょうか。
美味しい野菜が楽しみです♪
have a RICE day!

継承米 (2)

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