世界的デザイナーコシノミチコ氏と「川俣シルク」がコラボした「FUKUSHIMA HOODY by MICHIKO KOSHINO」

東日本大震災によって避難指示対象となった相双12市町村の事業者をサポートする「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」の取り組みで、世界的デザイナーのコシノミチコ氏と福島県川俣町の「川俣シルク」がコラボレーションしたアイテム「FUKUSHIMA HOODY by MICHIKO KOSHINO」が誕生しました。

コシノ氏から「福島を応援したい」というメッセージをいただいて始まった本企画。福島を応援するシンボルとして、川俣町で生産される伝統的な絹織物「川俣シルク」とコラボして今までになかったアイテムを開発することにしました。シルクと言えば、スカーフ・ストールなど、女性向けのアイテムが浮かびますが、性別・世代を越えて身につけてもらえるように、そしてコシノ氏が得意とするストリートファッションの要素を入れたものにしたいと、何度も協議を重ねました。

2019年9月には、コシノ氏の来日に合わせて、福島へ足を運んでいただき、川俣シルク事業者を訪問してアイテムの方向性の協議や採用するシルク生地の選定もしていただきました。

そうした過程を経て出来上がったのが「FUKUSHIMA HOODY by MICHIKO KOSHINO」です。

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こだわりポイント

英国在住のコシノミチコ氏が、雨が多い英国において実用的でかつ最も身近な「フード」というディテールと川俣シルクを融合させ、福島の地に貢献できるファッションとして創りあげたアイテム。表地には、ノーコーティングの透湿撥水加工されたポリエステルマイクロタフタを使用し、フード裏及び前立て見返しには福島の川俣シルクを使用しています。フードの中には起毛コットンをかませ適度で程良い厚み感を出しました。マイクロファイバーのソフトなタッチと、8匁の薄い川俣シルクの相性は良く、フード部分を三重仕様にしているにも関わらず軽量なアイテムに仕上がっています。フード内に天然素材のシルクを使用することによって、本来シルクの持つ保温性や吸湿性、放湿性、夏は涼しく冬は暖かい、という特徴を余すことなく発揮いたします。

フーディーの本来のスペルは「HOODIE」ですが、あえて「HOODY」とすることで、従来のフーディーと差別化し、新しいフードアイテムであることを表現しました。

「FUKUSHIMA HOODY by MICHIKO KOSHINO」は、2020年6月17日に販売開始しました。コシノミチコ氏の世界観と川俣シルクのコラボレーションをぜひ商品から感じてみてください。

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