継承米H28年度新米の予約が間もなく開始となります!!
10月中旬頃から順次発送を予定しております。
さてこの時期、はやい品種のお米は間もなく新米の便りが届く頃です。
会津坂下町で開発された「瑞穂小金(みずほこがね)」 このお米は会津のどのお米よりも早く、八月下旬には収穫できます。
成長の段階で、籾の中に光合成によってできたデンプンがどんどん溜められていきますが、この時は、まだお米のように硬くなっていない状態なので、牛乳の様な液体です。
さて、これを仮に“ミルク”と表現するとしましょう。
瑞穂小金にこのミルクが出来る時期、他のお米はまだまだ未熟なので籾の中にミルクは出来ていません。
その為雀が好んで瑞穂小金に集まり美味しいミルクを沢山飲んでしまうので、毎年かなりの被害があるようです。
一見愛らしい様子にも思えますが、農家さんにとって決してありがたい訪問者でない事は確かです。
そう考えると雀は、お米に被害を与える悪者に思えしまいますよね。
そこで以前“雀は害鳥だ”ということで、ある国で大々的に雀の駆除を行 った話があるそうです。
その結果・・・ お米の被害は防ぐことができ、収穫量は上がったそうです。
しかし翌年、害虫の大発生が起こりお米が壊滅的な被害を受け大凶作にな ってしまったそうです。
要するに雀が大事なミルクを飲んでしまう事も事実ですが、実は稲にとって良くない害虫も食べてくれていて、とても有り難い存在である事も事実。
自然界はやはりバランスが大事なんですね。
こういった、自然と共存し美味しい作物を作るということ。
プロフェッショナルな農家さん程とっても上手なんでしょうね。
新米が楽しみです。
have a RICE day!