福島県外在住のシェフや食に関する専門家、まちづくりの専門家などを福島県磐梯町へ招待し、生産者との交流を通して磐梯町の食の魅力を発見し、福島県産食材に対する放射能の風評払拭を図ったり、磐梯町への移住や複数点居住候補として検討するきっかけを作ったりすることを目的とした「シェフの畑探しツアー」を本田屋が企画し、開催しました。
季節ごとに異なる食材の魅力があるため、ツアーは2020年9月7日〜8日と2020年10月27日〜28日に2回開催し、それぞれ収穫期を迎える生産者を訪問しました。
参加したシェフ・専門家
・ドミニクコルビシェフ（フレンチ：フレンチ割烹 ドミニク・コルビ）
・森住康二シェフ（フレンチ、らぁ麺MORIZUMI）
・中田耕一郎シェフ（フレンチ：ル・ジャポン）
・菅谷 洋一シェフ（イタリアン）
・石川昭子氏（料理研究家/ フードコーディネーター）
・村松秀樹氏（株式会社OneCreate代表取締役）
・戸澤陸太郎氏（Loufreasy Hair & Style代表）
協力いただいた磐梯町の生産者
・鈴木康正さん（リーフレタスなど）
・天授ファーム 鈴木翼さん（トマト）
・夢農園さとう 佐藤栄祐さん（トマト）
・金田美樹さん（ほうれんそう）
・和屋 吉村和也さん（さつまいも）
・管直人さん（ねぎ）
・田中ミライファーム 田中重博さん（りんご・シャインマスカット）
・落合生産組合 古川綾さん（そば）
1泊2日のツアーは、初日に畑やハウスを見学します。磐梯山からのミネラルがたっぷり含まれた伏流水や土を使って育てていることが野菜や果物の甘みに出ているなど、生産者より生産している野菜や果物の特徴を説明していただき、畑から収穫したての野菜をその場で試食もさせてもらいました。
炭火で焼いたねぎからは、水分と甘みがたっぷり。
2日目は、シェフと生産者とのランチ交流イベント。見学した生産者の野菜や果物を使ってシェフたちがお店の味へ昇華させます。前菜からデザートまでフルコースとなるメニューを生産者へ振る舞いました。
シェフたちの豪華な料理に参加した生産者からは「果物はそのまま食べるのが一番おいしいと思っていましたが、プロの手にかかるとこんな味に変身させることができることがわかりとても勉強になった」「食卓では出せない料理なので家族や町の人たちにも食べさせたい」など、自分たちが作った野菜や果物がシェフによってさらに魅力が高まったことに感動していました。
今回のツアーに参加いただいたシェフたちは、磐梯町のアンバサダーとして、来年以降も磐梯町を盛り上げる活動に参加いただく予定です。次の企画をお楽しみに！
